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著者: masyus 公開日:

Google Cloud Next Tokyo '25 に行ってきました

Google Cloud Next Tokyo

ユアマイスターでは全社的に Google Cloud を採用しているため、毎年社内のエンジニアが Google Cloud Next Tokyo へ足を運びます。去年は横浜のパシフィコ横浜ノースでの開催でしたが、今年は東京ビッグサイト南展示棟にて開催されるとのことで、今年も行って参りました。

当日の基調講演やセッションの詳細なレポートは他社が提供しているためそちらに譲り、今回は私自身がどのような目的をもってこのイベントに足を運んだのか、そして実際に参加してみてどうだったかを中心にレポートします。

Google Cloud Next Tokyo '25 に参加する目的

私個人としては以下の情報を得るため、Google Cloud Next Tokyo '25 にて情報収集しました。

  1. プロダクト開発で活用している Cloud Run の最新情報
  2. ユアマイスターの社内全体で活用が進められている Google Agentspace の活用事例

ユアマイスターではここ数年で本格的に Cloud Run の活用が始まりまして、様々な試行錯誤を重ねながら日々アップデート情報を追いかけています。そうした背景もあり、Google Cloud Next Tokyo で紹介される情報は貴重です。

Google Agentspace は今年から社内で導入が始まりまして、実際にどのような使い方ができるかの試行錯誤が続けられています。こうした中、他社の Google Agentspace 活用事例が一度に沢山聴ける機会は大変ありがたいです。

当日の雰囲気

東京ビッグサイトの様子

りんかい線の国際展示場駅から東京ビッグサイトへ向かいました。駅につくやいなや Google Cloud Next Tokyo '25 の幟が沢山飾られており、この時点で既にイベントの熱量が伝わってきました。それにしてもここ最近、外は本当に暑いですね、暑すぎる。

会場に着いたらまずやること

どこに何があるのかをくまなく歩いて場所を把握します。特に初日午前中の基調講演中は来場者がまだ少ないため、歩き回るチャンスです。自分が参加するセッションの会場がどこにあるのか、Expo で気になっているブースはどこか、認定資格者限定ラウンジはどこか、などなど。

会場内の様子 Expo

今年は Expo エリアのオープンが基調講演後でしたため、現地に早く着いてもあまり見回るものがなく、基調講演を聞かないと暇を持て余すことになりました。このような時は人目につかないところでパソコンを開き、仕事をしましょう。

現地に到着してから忘れ物に気がついてしまいました...

なんということでしょう、私は現地に持参すると便利なガジェットを例年把握していたにもかかわらず、今年もまた忘れ物をしてしまいました。特にダメージが大きかったものを2つご紹介します。

忘れ物その1: モバイルバッテリー

Quiz Challenge

最近私の iPhone の充電が切れやすく、モバイルバッテリーの持参は必須でした。忘れた場合、最終手段として持参した MacBook がモバイルバッテリー代わりになります。私の MacBook も本来の使われ方をされず、さぞ迷惑がったことでしょう。ちなみに認定資格者限定ラウンジにて電源が得られるため、今年はそれで電源難を凌ぎました(実は去年も)。

忘れ物その2: パイプ椅子に敷くクッション

Quiz Challenge

パイプ椅子に座って聴くセッションは毎年恒例ですが、地味に帰宅する頃におしりが痛くなるため、椅子の上に敷くクッションは絶対持って行ったほうが良いです。毎年「来年こそは絶対に持っていくぞ」と心に誓っているのですが、今年もその誓いは叶いませんでした。来年こそは必ず持参したいと思います。

お目当てのセッション

今回私は Day 1 のセッションを中心に見て回りました。印象に残ったのは以下 3 セッションです。

1. Google Kubernetes Engine(GKE)10周年!GKE と Cloud Run の最新機能紹介とプラット フォーム戦略

セッション動画はこちら

Google Cloud アプリケーション モダナイゼーション スペシャリストによる、GKE と Cloud Run の最新機能を紹介するセッションでした。このセッションの中で特に気になったのは Cloud Run のワーカープールの機能です。今回の発表スライドにユースケースが紹介されていましたが、ユアマイスター内でも有効な活用事例を模索している最中でして、今後の動向が気になっています。その他にも

  • Cloud Run ジョブのサイドカー対応
  • ベースイメージの自動更新機能

がそれぞれ GA になった点に注目しました。サイドカーはユアマイスター内で構築している Cloud Run サービスにおいて、Envoy によるリクエスト分岐や Alloy DB Auth Proxy によるデータベース接続で頻繁に活用しているため、ジョブでも使えるようになると活用の幅が広がりそうです。Cloud Run のアップデートは今後も目が離せません。

2. エンジニア不足 × システム肥大化に立ち向かう!AI エージェントによる業務プロセス改革実践

セッション動画はこちら

野村総合研究所におけるミッション クリティカル且つ、大規模・複雑な基幹システム開発において、レガシー技術領域における開発知見がエンジニア不足によって失われていってしまう課題を AI エージェントでどう解決するかについて取り上げていました。

SECI モデルをベースとして知識創造のプロセスを明らかにし、そこに AI を介在させることで有識者 LLMを構築していくお話でしたが、AI に限らず私たちエンジニアが知見を貯めて成長していくプロセスにも通ずる話だと思い、興味を持ちながら聴きました。

3. Google Agentspace を実際に導入した効果と今後の展望

セッション動画はこちら

株式会社 MIXI における表題のセッションを聴きました。2025 年 5 月に Google Agentspace を導入してから現在に至るまで、導入の経緯から活用事例までを紹介した内容でした。話を聴きながら、ユアマイスターにおける Google Agentspace の活用(資料検索・要約、ヘルプデスクなど)と試行錯誤で共通する内容が多く、各社共に悩んでいるポイントは大体同じなのだなと認識しました。

個人的に気になったのは既存データの品質評価についてです。AI が参照する社内に蓄積されたデータがどれだけ品質良いかが問われるとのことで、必要に応じてクレンジングするプロセスも検討が必要とのこと。確かに任意のお題に対してドキュメントを参照させるにしても、そのお題に関する古いドキュメントと新しいドキュメントがそれぞれ残っていた場合にどちらを参照すべきかや、その情報の正確性が気になっていました。今後 Google Agentspace を使いこなしていく上で重要な TODO になりそうです。

セッションの合間にやったこと

セッションを聴き続けていると学ぶことも多いですが、相応に疲れます。合間を見つけて休憩したり、EXPO のブースで気分転換をすることも大事です。今回は私がセッションの合間にやったことを 2 つ紹介します。

1. お弁当をいただきました

当日のお弁当

セッション合間のお昼時間帯ともなればお腹も空きます。毎年 Google Cloud Next Tokyo では会場内で無料のお弁当が配布されているのですが、いつもどこで配布されているのか把握しきれておらず、食べ損ねていました。ですが今年はたまたま配布場所を見つけることができ、無事いただくことができました。大変美味かったです🥪🥦。

2. クイズにチャレンジしました

Quiz Challenge

私が過去に取得した認定資格がそろそろ取得から2年経過するため、今の私の Google Cloud の知見が錆びついていないかを確認したく、今年はクイズにチャレンジしました。クイズのお題は自身で選ぶことができ、私はモダナイゼーションに関するクイズを解くことにチャレンジしました。結果、1 回で8割程度正解することができ、無事に景品をいただくことができました。

今回参加して得たもの

  • 当初目標としていた Cloud Run の最新情報と Google Agentspace の活用事例は期待通り聴くことができた
  • Google Cloud の熱が去年よりも高まっている感覚を得た

総括

「Google Cloud Next Tokyo はすっかり AI をベースとしたイベントになったなぁ」というのが所感です。これだけ参加メリットがあるのに、参加費や昼食費が全て無料というのが相変わらず凄く、素晴らしかったです。ちなみに来年も同じ会場で開催されるようですので、また来年も足を運びたいと思います。

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